【読書日記15/17’】沈黙法廷@佐々木譲
佐々木譲著「沈黙法廷」を読了。
前半が警察小説、後半が法廷小説という分け方が斬新で良かった。
ストーリーとしての派手さはなく、淡々と物語が進んでいきますが、そこは名手・佐々木譲。警察組織の矛盾やメンツを上手く散りばめながら読ませます。
ただ、後半の裁判部分では被告を弁護する弁護士の心の葛藤や、被告となった女性の心の奥が描ききれなかった感じがしてちょっと残念だったかな。
ちなみに、今…
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