
著者の松尾潔氏はいわゆる”業界人”であります。音楽プロデューサー、ソングライターとして、平井堅、CHEMISTRY、東方神起、三代目J SOUL BROTHERS、JUJU等を成功に導いた、日本の第一人者と言っても過言ではないでしょう。
業界人というとチャラチャラしたイメージがありますが、先日テレビで松尾氏が黒人音楽・R&Bについて熱く語っているのを聞いて、ちょっと共感を得ました。
本作は音楽業界の中で生きている人しか書けない内容の物語で、楽曲制作に関する内側を、業界人ならではの内部事情を踏まえながら描いています。。そう言った意味では、興味深く読めましたね。
ある意味、松尾氏の自叙伝的なところもあるのかなっと思ってしまいました。
読み始めは、若干稚拙な文章も後半には上手くなってきていたので、才能豊かなクリエイターって本当にいるんだなーと感心してしまいましたよ。
あらすじ:音楽プロデューサーの悟は、テレビドラマの主題歌制作に苦戦していた。この楽曲が ヒットすれば、低迷中のシンガー・義人は大復活を遂げる。悟もすべてを賭けてい た。しかしダメ出しを繰り返すドラマプロデューサーの多田羅は業界の常識を覆す提 案を口にする。そんな折、日本は未曾有の危機に襲われる。社会的喪失の中、三人の 運命の行方は・・・
この記事へのコメント
pn
親知らず
でも永遠に仮眠していたら起きないって事じゃん。(笑)
paulo
仮眠...目が覚めない...ただの夢だったの?
mutumin
HOTCOOL
爆睡したいよね。
HOTCOOL
面白かったですよ^^
HOTCOOL
幻かもね。
HOTCOOL
そそりはしなかったけど、興味深く読みました。
まほ
HOTCOOL
全てはうたかた・・・