
名優クリント・イーストウッドの監督・製作そして主演作。
今年5月で92歳のクリント・イーストウッド。円熟味という言葉を通り越して、まさに枯れた演技。そして作品も自分で監督するだけに枯れた演技を最高に引き出せる内容になっています。
この傾向は、前作の「運び屋」から続いていますね。
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本作は落ちぶれた元ロデオスターの男が、親の愛を知らない少年とともにメキシコを旅する中で「本当の強さ」の新たな価値観に目覚めていく姿を描いたヒューマンドラマ。

原作は1975年に発刊されたN・リチャード・ナッシュの小説らしいのですが、自分を投影できる作品に目をつけるところも流石です。
上述したとおり今年92歳。本作でも元気な姿で主演を務めていますが、ちょっとヨタヨタした感じもあるのも確か。
子供の頃からクリント・イーストウッドが演じる”ダーティーハリー”ことハリー・キャラハン刑事に憧れていたので、いつまでも元気でいて欲しいな。
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解説: 『運び屋』などのクリント・イーストウッドが監督と主演などを務め、N・リチャード・ナッシュの小説を原作に描くヒューマンドラマ。落ちぶれた主人公が、少年と二人でメキシコを横断しながら心を通わせていく。原作者のナッシュと『グラン・トリノ』などのニック・シェンクが脚本を担当し、『ミリオンダラー・ベイビー』などのアルバート・S・ラディらが製作を手掛ける。エドゥアルド・ミネットやナタリア・トラヴェンをはじめ、カントリー歌手としても活動するドワイト・ヨーカムらが出演する。
あらすじ:ロデオ界の元スターのマイク・ミロ(クリント・イーストウッド)は、落馬事故をきっかけに家族とも別れ、今は競走馬の種付けの仕事をしながら一人で暮らしている。ある日、彼は元雇用主にメキシコにいる息子のラフォ(エドゥアルド・ミネット)を誘拐するよう頼まれ、単身メキシコに向かう。マイクは少年ラフォと出会い、二人でテキサスを目指すが、その道のりは困難なものだった。
この記事へのコメント
mutumin
pn
親知らず
やりたい事があるのが生きるエネルギーなんだねー。
リュカ
見習うぞ〜!
paulo
C.イーストウッドはすごいの俳優ですね。90歳を過ぎても味のある演技と制作意欲があるなんてすごいよね。
HOTCOOL
こんなふうに枯れたいわ。
HOTCOOL
まだまだ創作活動に挑んでもらいですね。
HOTCOOL
そのパワーを見習いたいですよね。
HOTCOOL
僕は死んでるかもしれないけど、リュカさんは頑張れるさ!
HOTCOOL
叔父貴も頑張ってくださいね。
まほ
素晴らしいですね。
ヨロヨロしようと何しようと、
映画を創ろうという意気込みがすごい!
枯れた演技も良いモノですよね。
HOTCOOL
枯れた以上の演技でしたわ(^.^)