
DCコミックはライバル・マーベルコミックがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)を展開しているのに対抗し、DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)を展開していましたが、何やら本作「アクアマン 失われた王国」で発展的解消を行い、見直しが行われるらしいです。
けど、最近のDCEUはMCUに比べ作品の出来が良くなってきたと感じてました。特に本作の主人公アクアマンやワンダーウーマンはDCEUの救世主だと思っていたのでちょっと残念です。
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ただ、本作の監督を務め、かつ、アクアマンを演じるジェイソン・モモアと親交があるジェームズ・ワンがDCスーパーヒーローの見直しを図り、再出発するそうです。
ジェームズ・ワンは、アクアマンシリーズやワイルド・スピード「SKY MISSION」など、ヒーローものやアクションものに定評があるので楽しみでもあります。
さて本作は、前作「アクアマン」の続編で、海底王国アトランティスの王位に就いたアーサー/アクアマン(ジェイソン・モモア)が、人類との共存やジュニアの養育など、やるべきことが山積みの中、アーサーに立ちはだかる試練と、未曾有の危機を解決へと導くために、仲違いした兄弟が行動を共にすることで、関係修復の可能性に目を向けたバディムービーになっています。
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作中でのアクアマンと弟オーム(パトリック・ウィルソン)そして、その仲間たちのキャラが濃くて強くて、悪役の影がちょっと薄い感じがしましたね。
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作中では、多様性や環境問題なんかもさりげなく入れ込んでいて、ただのヒーローものにしていないのもよかったわ。そこも、独創性のあるジェームズ・ワンの力量発揮ってところでしたね。

本来、DCコミックの重鎮ヒーローであるスーパーマン、バットマンが何故かDCEUではパッとしないので、アクアマン中心に再構築するのもいいかもね。
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今後のジェームズ・ワンに期待したいですわ。
解説:DCコミックスのヒーロー・アクアマンを主人公に描き大ヒットを記録した2018年製作のアクション大作「アクアマン」の続編。
はるか昔、南極の氷河の奥深くに封印された「失われた王国」。そこには、世界を滅亡させるほどの力を持つ伝説の古代兵器ブラック・トライデントがあった。ある日、アクアマンへの復讐を誓うブラックマンタがブラック・トライデントを見つけ出し、邪悪な力が解き放たれてしまう。5億もの海の生物を操ることのできる海底アトランティスの王アクアマンは、かつてない脅威から海と地上の世界を守るため、仲間たちとともに立ち上がるが・・・
キャストには主演のジェイソン・モモアを始め、アクアマンの弟である前王オーム役のパトリック・ウィルソン、母アトランナ役のニコール・キッドマン、アトランティスの女王メラ役のアンバー・ハード、ブラックマンタ役のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世ら前作のメンバーが集結。「ワイルド・スピード SKY MISSION」のジェームズ・ワン監督が前作に続いてメガホンをとった。
この記事へのコメント
mutumin
リュカ
pn
PauloBR
HOTCOOL
なんでもこい!です^^
HOTCOOL
もう少し濃いキャラが良かったっす^^;
HOTCOOL
一番の問題はスーパーマン、バットマンの俳優が固定しないことだと思います。そこが、マーベルとの大きな違いかな。
HOTCOOL
家庭的な一面を見せるヒーローもいいもんですね。