
物語の冒頭で主人公の準大手飲料メーカー・シガビオ御曹司・志賀成功が何者かに監禁。これは、ミステリーかと思いきや、企業小説、恋愛要素あり、家族再生のお話でした。
著者の雫井脩介は映像化にもなった「犯人に告ぐ」「検察側の罪人」など、重厚なミステリーを書く作家だと思っていましたが、こういった小説も書くなんて驚きもあり、かつ、作品自体読み応えがありました。
なかなかのエンターテイメント作品。面白かったです(^.^)
あらすじ:
準大手飲料メーカー・シガビオの御曹司、志賀成功(なりとし)が何者かによって別荘に監禁された。
彼は取締役就任と、意中の女性・山科早恵里との交際を目前にしていた。
半年後、絶望の中で解放された成功が会社に行くと、社内の状況は一変し、かつての彼のポストには突如現れた異母兄・実行(さねゆき)が入れ替わっていた。
そして実行は早恵里にも近付こうとしている。
「奪われたものは、奪い返さなければ」
成功は、事件の真相と自らの復権をかけて奔走するが。
異母兄弟がビジネスと恋で火花を散らす、一気読み必至のエンターテインメント!
この記事へのコメント
mutumin
pn
夏炉冬扇
親知らず
会社のトップの座は奪還しないといけないけど、異母兄にでもなびく女性はやめた方が良いなぁ。
結局社長夫人の座が欲しいだけで、そこに愛は無いな。
くまら
ドラマになっても良いような~
PBR
異母兄弟の間で繰り広げられるビジネスと恋の火花。
ストーリーの組み立てがいいですね。
リュカ
HOTCOOL
違った一面を見れて楽しめました!
HOTCOOL
あまり意味はございません。。。
HOTCOOL
幅広ですね。
HOTCOOL
企業小説の中に上手く恋愛を組み入れて面白かったよ^^
HOTCOOL
私の中では主人公は菅田将暉くんかな(^.^)
HOTCOOL
うん、プロットが良かった!
HOTCOOL
読書の梅雨(笑)