【読書日記9/24’】天気でよみとく名画-フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ@長谷部愛

長谷部愛著「天気でよみとく名画-フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ」を読了。
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著者の長谷部愛さんは気象予報士で、HCくんが良く聴くラジオにも時々出てきて、本作の話をしていて興味がわいたので図書館で予約して手に取りました。
長谷部さん自身、東京造形大学で「天気とアート」の研究・講義を行っていて、アートと対話する気象予報士として、執筆・講演・解説なども行っています。
天気と美術がどう結びつくんだろう?って感じですが、この著書ではモネと寒波や北斎の雲などについて深掘りしたり、漫画・鬼滅の刃に描かれている空などを、気象予報士としての視点から書かれていて面白く、かつ、興味深かったです。
しかし、気象って奥が深く、人々の生活に密接しるって改めて知ることが出来た一冊でした。

内容:「悪魔の風」の正体は局地風(ゴッホ《星月夜》)、描かれた雲から降水確率もわかる(フェルメール《デフルト眺望》)、天気の表現でわかる作家の出身地などなど、古今東西の名画やマンガを天気という視点で見直すと、意外な発見に満ちている。画家たちの観察眼は気象予報士よりも凄い!? さらに、同じ地域でも時代の異なる作品を比較することで、温暖化などの変化に気づくことだってできる。現役気象予報士による美大の人気講義を再現。
1章 低地・高緯度のオランダが育んだ「光の絵画」
2章 島国イギリスの気象が生んだ「風景画」
3章 温暖なフランスだからこそ印象派が花開く
4章 豊かな日本の雲と雨
補章 漫画、アニメで描かれる気象現象
気象用語解説

この記事へのコメント

  • mutumin

    何か私も興味湧いて来ました。
    2024年06月28日 04:48
  • pn

    おお長谷部愛だ!こんな顔だったんだ(^○^)
    2024年06月28日 06:20
  • 青山実花

    気象予報士さんの目線で
    名画を観るなんて、
    面白いですね^^
    こういうかたは、
    ブログの風景写真などを見ても、
    撮った時期や、
    その日のお天気などが分かるのでしょうね^^
    2024年06月28日 06:37
  • 親知らず

    職業病というか、その人それぞれ視点から世界を見ると全然違って見えるのは面白いですね。
    2024年06月28日 07:53
  • くまら

    面白そうだけど・・・できれば動画で・・・
    最近活字が苦手(汗)
    2024年06月28日 09:14
  • リュカ

    これは面白そうだな。
    チェックしてみます^^
    2024年06月28日 12:13
  • もぐ

    気象予報士さんの目で見ると絵画もより深みが出てきて興味深いですね。実は私はXで’雲友の会’に入っている空(気象)・雲好きw
    荒木健太郎さんの「読み終えた瞬間、空が美しく見える気象のはなし」もおすすめです。絵画の中の気象現象にも(少しだけど)触れていますよ。
    2024年06月28日 16:55
  • 夏炉冬扇

    新鮮ですね。面白そう。
    2024年06月28日 18:14
  • HOTCOOL

    mutuminさん

    天気は畑仕事にも影響ありますからね。
    2024年06月29日 04:48
  • HOTCOOL

    pnさん

    愛嬌あるよね^^
    2024年06月29日 04:50
  • HOTCOOL

    青山実花さん

    うん、着目点が面白かったです(^O^)/
    2024年06月29日 04:51
  • HOTCOOL

    親知らずさん

    私も視野を広げなくてはっと思ってしまいました。
    2024年06月29日 04:52
  • HOTCOOL

    くまらさん

    動画はないっすねー^^;
    2024年06月29日 04:53
  • HOTCOOL

    リュカさん

    美術好きのリュカさんにはお薦めの一冊です(*^^)v
    2024年06月29日 04:54
  • HOTCOOL

    もぐさん

    荒木健太郎さんのX、面白そうですね。チェックしてみます。
    2024年06月29日 04:56
  • HOTCOOL

    夏炉冬扇さん

    面白いですよ^^
    2024年06月29日 04:56